言葉のイメージが良くないせいもあって、何か悪い意味というニュアンスが強いですが、
基本的に、批判はとても大事だと思っています。
悪いとこと、よくないところを指摘しあうことで、よりよいものが生まれていく。
見て見ぬふりをして、何も解決しないよりは、お互い本音を言い合うことはとても重要だと個人的には思っています。
その中で、SNSなどで、本当に害しかないなという批判も多く見たりします。
また、自分も色々発信しているので、批判も沢山受けることもあります。
なので、ちょっと今日は、こういう批判は害しかないなと思うものを書いてみたいと思います。
1.考えが違う人を単に否定するためだけの批判
世の中、考え方が違う人ばかり。自分と全く同じ考え方の人などいないのに、自分と違う考えの人がいると、一気に否定してくる。そして、その否定をした結果、代替案もださない。ようは、罵倒することが目的になっている批判。
考えが違うのであれば、なぜ自分は違うと思うのかを最低限説明し、議論しましょうというスタンスでないと、自分は考えが違うでは、何も建設的な議論になりもしない。
そういう人は、自分と同じ考えの情報だけを集めて、自分と違う考えの人を罵倒することが目的になってしまっている気がする。
2.例外的な状況を持ち出して批判する
たとえば、努力が重要という発言があったとする。その時に、いや努力しても無理なものもあるでしょという批判が来ることが多い。それはそうなんだけど、発信者からするとだからと思ってしまう。そんなことはわかっている中で、基本的に努力が重要であるから発信しているのに、なんで、例外を持ち出して、批判してくるのかわからない。そう批判している人自体も、基本的に努力は重要と思っていたりするので、なおさら、意味のない批判である。もちろん、努力しても無理なこともあるけど、努力は大事というプラスの見解を付け足すのであればわかるが、単に無理な場合もあるから、絶対そうとは言えないという感じで、自信満々に批判されても、正直意味不明。結構、ある程度頭がいい人に多い気がする。
3.論点をずらして、批判する
たとえば、競争は重要という話をしたとする。これは、ある程度競争がないと人は頑張らないし、モチベーションが維持されづらいので、高いレベルのものを生み出すには競争が大事だとする。その時に、弱者はどうするんだとか、格差を容認するのかというような批判をする人がいるが、それは論点がずれている。今は競争の意味を話しているのであって、競争がすべてにおいて最高なんて言っていない。そういう弊害がいかに少なくするような仕組み作りは大事だが、競争の意味について話しているのに、完全に論点をずらしてくる。このような場合には、競争のメリットはそう。ただ、過度の競争になると、〇〇の弊害も出てくるので、そこに注意はしないといけないという、プラスの見解でもいいのではないかと思う。
4.とりあえず穴だけ探している批判
オリンピックの不手際とか、会社の不手際とか、そういうあらさがしだけしている人の批判。誰でも完ぺきではないし、穴もある。そのうえで、もっとよくするためにという建設的な意味での批判であればいいのだが、そんな意図は全くなく、単に他人のミスを徹底的にたたきたいだけの批判。
こんな感じの批判が日本は結構多いなと感じます。本来お互いの考えをぶつけ議論してこそ、いい解決策なりアイデアが生まれるのに、こういう意味のない批判が多いので、それを恐れ、自己の意見を発信しなくなっている傾向があるように感じています。
自分も、上記のような批判をしてしまうこともあり、自戒の念を込めて書いてみました。
ただ、上記のような批判からは何も生まれないので、
建設的な議論をするためにも、もう少し、意味のある議論の仕方というものを一人一人が考えてみるのも大事なんだと思います。
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批判について考える!
公認会計士講座の1年コースを勧めない理由!
私は、東京CPA会計学院で10年以上指導しています。
そして、直接指導した合格者も500名以上になっています。
その中で、私は、公認会計士講座の1年コースを一貫してお勧めしていません。
2年コースでじっくり勉強したほうが、確実に合格しやすいと信じているからです。
ただ、あくまで大学生の場合であり、卒業後会計士の勉強に専念できる方は、1年コースでもいいと思っています。
今日は、なぜ、1年コースをお勧めしていないのかについて、私の見解を説明していこうと思います。
まず事実の確認として、1年間で合格する人は確実に存在しています。
CPAでも毎年何人かいます(私が止めるのにもかかわらずそれでも数人出ています)。
しかし、全体から見ればごく少数です。多くの人が2年から3年の勉強期間を経て合格しています。
また、大学2年生・20歳で合格する人も全国で8名程度毎年出ます。逆を言うと全国で8名しかいないということになります。CPAでも毎年1名から3名程度、大学2年生で合格する方が出ます。
でも、彼らは例外的な武勇伝であり、基本的には多くの人が大学3年生で合格しています。
そして、以下が、私が1年コースをおすすめしない理由です。
1.カリキュラムがハードのなりすぎて、つぶれる人が多い
1年コースの場合、2.5時間の講義が週に6回ほど行われます。2年コースの場合には、ペースを半分に抑えれるので、2.5時間の講義が週に3回~4回ほどになります。
そして、社会人で会計士の勉強に専念できる方であればいいと思うのですが、大学生の場合には、1年コースのペースは本当に大変です。2年コースであれば、アルバイトやサークル活動との両立も容易ですが、1年コースではほぼ、会計士の勉強に専念になります。さらに、講義を受けるだけでなく、講義の復習の時間や、問題集を解く時間、定期的に過去の論点を反復する時間までしっかりとれる人は少なくなってしまいます。
その結果、講義だけは受けたけど復習はボロボロという事態に陥る可能性がある。その結果、答練等の点数も悪くなり、どんどんモチベーションが低くなって、しまいには、勉強をするのが嫌になってしまう人が多い。
実際、自分もそうやって潰れていった生徒を何人も見てきています。そのたびに、なんぜ止めてあげれなかったのかと悔いが残ります。なぜなら、普通に2年間のコースでやっていたら合格できたのに、あえて1年間のコースでやったために、メンタル的にも自信を失い、結果資格も取れないという状況になってしまうからです。
CPAでも、みんなを1年コースでガンガン勉強させれば、日吉校だけで、毎年10人は大学2年生の合格者を輩出できると思います。でも、その何倍もの将来のある若者をつぶしてしまう可能性が高いので、進めていません。
また、自分がそのぐらい止めても、自分は何が何でも1年間で合格したいという決意がある人はどんどん1年コースで勉強してほしいと思います。その場合でも、途中で消化不良になっている場合には、2年間のコースに変更を勧めています。
2.永遠に基礎を固める期間が持てない可能性がある
勉強でも、基礎力を養成する時期と、テストで点数を取るための仕上げの知識やテクニックを習得する時期があります。1年コースで勉強する場合、本当に優秀で、かつモチベーションも高い方は、ハードに勉強しても基礎力もしっかり習得することができます。そういう人は1年間で一気に合格していく可能性が高いです。でもそういう方は稀で、多くの方は、基礎がボロボロになります。その結果、表面的なテクニックや理論対策に走り、何とか本番のテストで60%前後の点数をとれたとしても、それ以上の伸びしろがないケースも多いです。
その場合は、一度失敗した後に、再度基礎から固める期間を設ける必要があります。ただ、ここに、新試験制度の落とし穴があります。半年ごとに短答式試験が実施されるため、じっくり基礎力を養成しなおす時間を確保しづらくなっています。本当に基礎力を養成するためには、3か月とか4か月とか必要なのですが、試験後、合格発表から次の試験までの期間が半年程度しかない現状では、なかなか、基礎力を養成するための時間をしっかり確保できない方が多いです。その結果、また表面的な知識やテクニックを磨くことに走りがちになり、何回受けても点数が一向に上昇しないということにもなります。
その結果、もともと2年間のコースで勉強した人のほうが、結果として3年生で合格しやすいという本末転倒の状況になりやすいです。
3.結果としてモチベーションが低下する可能性がある
また、本来一年コースで勉強して、仮に1年目はだめでも、その後1年間勉強すれば3年生での合格の可能性は高まると思われている。確かに、モチベーションの維持が可能で、基礎力も養成しなおせれば、その理屈は当てはまる。その時に上述したように、基礎力が要請されないことによる弊害もさることながら、モチベーションが大きく低下するという問題が生じやすい。
これは、1年目の5月の短答後に燃え尽き症候群になってしまい、その後の勉強時間が一気に減少してしまう方が結構いるのである。2か月から3か月程度、やる気が戻らず、気づいたら12月の短答に向け、万全の準備ができないということになる。その結果益々モチベーションが下がるという悪循環に陥る。
もともと、1年コースはチャレンジで、仮にだめでも次の年に合格しやすくなると思って挑戦したはずなのに、1年目で結果が出ないと、モチベーションの維持が図りづらくなるという点は、特に留意してほしいと思います。
もちろん、モチベーションの維持が図れれば、上記の問題点は全く問題ありません。
4.負け癖がつく可能性がある
もう一つが、メンタルの問題なのですが、1年目に短答で結果が出ないと、負け癖がつくという問題点もあります。つまり、自分の中で合格できなかったという悪いイメージが刷り込まれてしまい、次の年の12月に向け、過度に不安になってしまうという問題です。
結果を出すためには、良い結果が出るイメージを深層心理に刷り込むことは大事です。自分は絶対に合格できる、合格する自分をイメージするというのは、結構重要なことなのですが、駄目だったという経験が、そのいいイメージを作り出すのに邪魔をしてしまうことがあります。
もちろん、そういう状況の中でも結果を出す経験もとても大事なのですが、マイナスもあるということはお伝えしたいと思います。
人は、成功体験から自信を持ちます。今まで多くの学生を見ていて、公認会計士試験に合格したという成功体験が大きな自信になり、合格後に見違えるように自信やオーラが出ることも多いです。それがまた次のチャレンジを支えてくれるという好循環に入る。
逆に、失敗し、どんどん自信を失っていき、目の覇気が失われていくということも多くあります。もちろん、失敗をばねに、果敢にチャレンジして合格することで、より大きな自信や成功体験を手に入れることができるのも事実です。
ただ、本来能力や努力に関係なく、たまたま、1年目に駄目だっただけで、自信を失い、可能性を狭めてしまう学生を目のあたりにすると、本当にもったいないという想いを感じます。
だから、自分は、毎年数人出る2年生合格者をもって、一年でも合格できるから、来年の受験にチャレンジしなよとは、口が裂けても言えません。
その裏で、どれだけ多くの学生が挫折していく可能性が高まっているのかという事実があるので。
このことは、基本的に2年間のコースを勧めるCPA日吉校が、慶応大学の在学中の合格者占有率を50%出していることからも明らかだと思います。もし、1年コースでやったほうが、2年目・3年目の合格の可能性が高まるのであれば、CPAが半分の合格者を出すことなどできないと理解しています。
ですので、もし仮に、今から学習を開始しようとしている方で、1年コースを選択しようか悩んでいる方は、是非相談してください。
また、今勉強中で1年コースで学習されている方は、上記のような問題点が出ないように意識してください。素晴らしいチャレンジをしているだけなので、自信を失う必要など全くありません。ポジティブにチャレンジして、1年合格を達成してほしいですし、仮にだめでも、来年の合格に向けて、着実に進んでほしいと思います。
また、すでに受験経験がある方は、基礎力をおろそかにするとか、モチベーションが低下するとかの問題点が生じないようにしていただければと思います。
公認会計士試験は、あきらめなければ、必ず合格できる試験です。モチベーションを維持し、そのうえで、正しい勉強方法を実践すれば、必ず合格できます。
自分自身を信じて、頑張ってほしいと思います。
また、誤解がないようにお伝えしますが、上記のような問題が生じずに、1年間で合格していく方もいます。また、果敢にチャレンジした結果、いろいろな面で大きく成長できるというメリットもあります。そのため、CPAでもしかっり復習までできている人限定で、1年コースを目指してOKという方針です。なので、デメリットが生じる可能性のほうが一般には高いので、1年コースを基本的にはお勧めしないというだけです。人によっては、1年コースで正解ということも全然あります。
そのため、現時点で1年コースで頑張っている方は、合格を目指して、引き続き頑張ってください。
ちょっとでも上記の内容が、皆さんの参考になれば幸いです。
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公認会計士 5月短答式向けおすすめ教材!
2月の中旬を過ぎ、五月短答に向け、3か月余りとなりました。
この時期は、まだ理解に比重を置きながら、徐々に定着を図る時期に入ってきます。
理解や定着を確認するためには、答案練習や所見の問題集などで、確認することが大切です。
そのため、特に強化したい科目については、重要論点を網羅的にマスターしたい方は、是非、以下のCPAのアウトプット教材もご検討ください。
質や網羅性には結構自信ありますw!
短答対策問題集 ・・ http://www.cpaonline.jp/shopbrand/006/001/X/
短答対策直前答練 ・・ http://www.cpaonline.jp/shopbrand/006/003/X/
短答式公開模擬試験 ・・ http://www.cpaonline.jp/shopbrand/006/005/X/
その他にも、苦手科目のインプットを強化したい方には、以下の講義付セットがお勧めです。
講義・問題集・答練パック ・・ http://www.cpaonline.jp/shopbrand/006/004/X/
3時間で完全マスター!原価計算基準の解説講義 ・・http://www.cpaonline.jp/shopbrand/006/006/X/
理想は、4月ですべて2回転、5月ですべて3回転はできます。
そして、3月末までに、徹底的にインプットをし、4月以降で定着を図るようにしてください。
残り3か月、まだまだ時間はたくさんあります。
徹底的にインプットおよび反復をして、定着を図ってください。
AB論点を確実に得点できることが何より重要です。知っている論点の定着を最優先してほしいと思います!
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児童養護施設を見学して
今日初めて児童養護施設を見学しました。
本日お伺いした施設は、比較的規模が大きい施設で、
2歳から18歳までの子供たち100人以上が生活している施設でした。
CPAでは、児童養護施設などの経済的に課題を抱えている子供や
障害などの課題を抱えている方のキャリア支援として、
簿記講座を無料で受講できるという活動を進めています。
その一環として、本日は,3keys代表の森山さんのご協力のもと
現場の状況を知る・現場のニーズを知るという意味で、
お忙しい中、見学をさせていただきました。
児童養護施設は、全国で600施設程度あり、30,000人程度の子供たちが生活しています。
経済的理由・育児放棄・虐待など、それぞれ施設に来る理由は様々なようです。
また、比較的短期間で施設を出れる子供もいれば、高校卒業の18歳まで施設にいる子供も多いようです。
生まれた環境に関係なく、すべての子供たちに教育の機会を提供したい
この方向性には、ほぼすべての人が賛同してくれると思います。
しかし、その実現に向けてのハードルは本当に厳しい。
そして、その実現に向けては、大人たちが現状を知り、できる範囲で寄り添って、サポートしていくことが本当に大切なのだなと思いました。
個人ができることとしては、
・学習支援ボランティア(家庭教師のようなもの)
・児童養護施設を支援している団体に金銭の寄付
などが挙げられます。
また、企業ができることは
・児童養護施設を支援している団体に金銭の寄付
・児童養護施設を支援している団体に物品やノウハウの寄付(備品でも、コンサルティング・WEB政策etc)
・CPAのような教育機関であれば、教育プログラムの無償提供
などが考えられます。
昨今、児童養護施設をテーマにしたドラマの影響で、話題になっていますが、ずっと以前から存在しているもので、如何に我々国民が知らない課題が多いかということを浮き彫りにしていると思います。
児童養護施設の課題は、まず職員の人数が足りないため、一人ひとりの子供へのケアが回りきらないこと。家庭で2人・3人の自分の子供を育てるのですら苦労するのに、一人の職員が5人以上の子供を育てていくことの苦労は想像するだけでも大変なんだろうなと思います。
また、様々な要因で、子供たちの学習意欲が高くない現状もあります。
さらに、18歳を過ぎれば施設を出て自立を求められるのですが、経済的にとても困窮しているという現状もあるようです。
また児童養護施設の子供だけでなく、日本の子供の1/6は、経済的理由で満足な教育を受ける機会がないとも言われています。
原子力発電所の事故のように、一時的に大きなインパクトがある問題ではないので、どうしても多くの人が興味を持つ問題ではなくなってしまいますが、現在進行形で多くの子供たちが支援を欲しているという現状は紛れもない事実です。
生まれた環境や育った環境にかかわらず、学びたいという意思を持った子供がしっかりとした教育を受けれる環境をしっかりと整えていくために、我々大人ができることは非常に多い。
ただ、一人ひとりにできることは非常に小さいので、その小さな積み重ねを多くの人が力を合わせることが大切なんだと思います。
1,000円の寄付でも、10,000人の方がすれば1,000万円になります。1,000万円でも非常に多くの子供たちに教育の機会を提供できると思います。
外食を一回我慢する。タクシーに乗るのを一回我慢する。そういうちょっとずつの積み重ねの寄付が、とても大きな力になります。
一人一人が社会課題に対して、少しずつでも寄付をする文化がもう少し広がることを願っています。
正直にお伝えすると、教育格差に取り組むNPO法人の活動は、お客様である子供たちからほとんど金銭を受け取っておらず、寄付金を集めないと事業が継続できないという状況です。お金にならないから企業は参入しない社会課題について、取り組んでいるという実態があります。
子供の未来のために、教育は無限の可能性を秘めていると思っています。
是非、ご支援のほど、よろしくお願いします。
以下では、様々な教育格差の是正に取り組んでいるNPO法人の中で、自分が個人的にも応援支援している団体を一部紹介します。もし、皆さんの中でも、少しでも教育格差の是正のために行動したいという方がいらっしゃれば、1,000円でも、2,000円でも大きな支援になりますので、是非、寄付をお願いいたします。
NPO法人 3keys : http://3keys.jp/
NPO法人 LIP : http://www.living-in-peace.org/
NPO法人 TFJ : http://teachforjapan.org/
NPO法人 夢職人 : http://yumeshokunin.org/
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他人の解釈だけを信じて批判しないことの大切さ!
我々は,多くの人と接して生きている。
気の合う人,気の合わない人も中に入る。
しかし,価値観は本当に多様であり,唯一絶対に正しいものなどない。
また,ひとりの人間が知っている知識や見識など,世界中の1%にも満たない。
だからこそ,すべての人から,必ず学ぶべきものが多くあるのだと思います。
たまに,人を上下関係だけで判断する人
自分より目上の人と自分より目下の人で,180度態度が変わる人
部下や店員や後輩にだけ急に偉そうになる人
断片的な情報だけで判断する人
を見かけます。こういう場合、本人としては,損得勘定で動いているつもりかもしれないが,
結果として,非常に損をしていると感じる部分があります。
学ぶ機会を失うばかりか,周りの人からも人としての器が小さいと思われてもしまう恐れもあります。
本当に成長する人は,誰に対しても,低姿勢で,謙虚であることが多い。
そして,誰からも学ぶべき点が必ずあるという考えを備えています。
だからこそ,相手に関心を持ち,相手の価値観を理解するという気持ちで接することなのだと思う。
これは,相手を自然体で受け入れるという感覚に近いと思っています。
相手をありのままの状態でいったん受け入れる。
その上で,様々な意見を議論し合うことは,大歓迎。
しかし,自分より目下や価値観が違うというだけで,相手を拒絶してしまうと,結果として,自分自身の視野が狭まり,成長にも大きくマイナスになることが多い。
また,自分より優れている面が多い人に対する嫉妬や妬みというものも何も生み出さない。
自分より優れている相手も,素直にありのままに受け入れ,どうすれば,そうなれるのかを考え,実行するだけでいいと思う。
もちろん,向上心を持たないのはいけない。現状の自分も受け入れ,その上で向上心を持って取り組む。
自分より優れている人に出会えたからこそ,自分が成長しやすい環境を手に入れれたと思うぐらいでいいと思う。
人を軽蔑する,妬む,嫉妬という気持ちを持たなくなるだけで,気持ちも楽しくなるし,成長のスピードも大きく加速すると思う。
素直な自然体で,あらゆるものから,どんどん吸収し,自分がより人として成長する視点に集中できる。
これと反対は,人の欠点をひたすら探している状態。
あの人は,こういうところがダメだと。
人のダメ出しをして,ストレスを発散させ,自己満足している部分もあると思う。
ワイドショーや,発言の揚げ足取りをするのも,同じ。
その人のことを全く知らず、前後の文脈の理解も知らない状態で、マスコミが面白おかしく編集した部分だけを真実と捉え、判断してしまうことは非常に危険です。
何が事実で、何が解釈なのかという事実と解釈を強く意識しないと、他人の解釈を事実として判断してしまうことが多くなる気がします。
そうすると判断を誤ってしまうのですが、つい、人の不幸は蜜の味という言葉があるぐらいなので、断片的に入ってきた情報から他人の短所を探したり、批判したりしてしまうのが、人間というものなのかもしれません。
ただ,そもそもの思考を逆にした方がいいと強く感じています。
自分自身も断片的な情報で判断を下してしまうことも多いからこそ、できるだけ、自分の目で確かめてから判断する。さらに、人のいいところ,長所に目を向ける。短所がない人間などいないのと同じで,長所がない人間もいない。
解釈を事実として誤認しないかということは、相当強く意識していないとできないと思っています。さらに、短所を指摘し,攻撃するよりも,長所から学ぶ方がよっぽど建設的であり,気持ちも楽しく明るくなると感じてもいます。
だからこそ,すべての人に対して,自然体でありのままに受け入れ,吸収すべき点,尊敬できる点を参考にさせてもらえばいい。また、背景は何なのか、事実は何なのかということをいったん考えてから、意見を言うことも大事ですね。
一番大切なことは,楽しく,お互いが成長すること。
だからこそ,すべての人から謙虚に学ぶ意識が大切なんだと感じています。
そのうえで、お互いの意見が異なるところは、冷静に、建設的に議論することでこそ、お互いにとって大きなメリットがあります。
なかなか、これがうまくできないのですが、昨今の著名人の発言の言葉じりだけをとって、賛否両論がまきおこっているのを見て、いろいろ考える部分ではあります。
自分も、『事実』と『解釈』の区別を強く意識したいと思います。
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公認会計士の本 出版しました!
このたび、公認会計士の本を出版しました。
タイトルは、
『公認会計士のお仕事と正体がよーくわかる本』
です。
この、昨年、空いた時間に書いていて、年明け以降は校正を入れていて、
やっと、2月21日で出版に辿り着きました。
公認会計士がどんな仕事をしているのか
公認会計士の魅力や可能性について、書いたつもりです。
・これから公認会計士を目指すかどうか検討している方への判断材料に
・すでに勉強中の方に向け、モチベーションの維持に
・合格している方に、将来のキャリア選択の参考に
・公認会計士について、何をしているのかちょっと知りたい方に
のどなたが読んでも、参考になるように書いたつもりです。
せっかくの処女作ですので、
このブログを読んでいただいている皆さんは、
購入してくれるものと信じています(笑)!
書店または、ネットで購入できます。
以下が、本の目次になります。
『目次』
01 経済界の最高峰の国家資格、公認会計士とは?
意外に知らない公認会計士の実態
会計士って何する人?
医師や弁護士とは違う!? 他の士業との比較
合格者の実情 ~合格者の77%が20代~
どういう人が向いている?
合格までの年数は?
02 公認会計士の試験ってどうなっているの?
新試験制度になり、合格しやすくなった
予選(短答式)と決勝(論文式)の二段階方式
試験科目の内容
選択科目は経営学がお勧め
さまざまな免除規定の導入
03 合格のための勉強法 正しい勉強法が合格の可能性を高める
資格取得支援スクールに行く? 行かない?
資格取得支援スクール選び
受験時代の仲間は一生の宝
膨大な勉強量だからこそ理解が大切
忘却曲線を意識して反復する
答案練習を受ける
集中して勉強する
カリキュラムから遅れない
優先順位の判断を正しく行うこと
トータルで何時間勉強するのか
楽しく勉強する
不安な気持ちの克服方法
量と質のバランス
短期合格できる人・短期合格できない人の違い
Column CASE 1 実際みんなどれぐらい両立してるの?
04 監査法人(事務所)に入所 合格者のほぼ全員が入所する監査法人
監査法人で一人前の公認会計士に成長する
最初の3年間が勝負
監査法人に進むか他の道に進むか悩んでいる方へ
05 公認会計士の就職事情 激動の数年を経て、安定に戻った
大量合格時代から就職氷河期へ
公認会計士として登録するためには
Column CASE 2 監査の種類 公認会計士の仕事[とても広い業務フィールド]
06 公認会計士の独占業務 監査業務
資本主義経済を根底で支える監査業務
監査業務のメリット・デメリット
不正の実態と監査手法
07 税理士の独占業務 税務業務
税務業務とは
税理士も兼ねる会計士
08 アドバイザリー業務 非常にやりがいのあるアドバイザリー業務
アドバイザリー業務とは
アドバイザリー業務の種類
09 公認会計士のその他の業務 多岐に渡る業務フィールド
株式上場支援業務
パブリックセクター
内部統制監査とIFRS導入
Column CASE 3 公認会計士と語学
10 目指せ監査法人のパートナー 最も多くの会計士が目指すキャリア
監査法人のパートナーは共同経営者
パートナーの最も重要な仕事、監査報告書へのサイン
11 念願の独立開業 自分の事務所を開業し、一国一城の主に
中小企業経営者の一番の理解者
独立するなら人脈を磨け、営業力を磨け
12 大手企業の経理・財務・税務・経営企画そしてCFOへ
大手企業の内部で活躍
会計士の強みが生きる経理・財務・経営企画
事業経験を積めばCFOも目指せる
13 みんなの憧れコンサルティングファーム 若手会計士に人気No1のキャリア
財務諸表が読める公認会計士は重宝される
専門知識だけでは生き残れない
14 金融機関でのプロフェッショナル業務 プロフェッショナルな業務を担う
金融機関でプロフェッショナルとして活躍する
投資業務・ベンチャーキャピタル・ファンド
15 ベンチャーという道 今後ベンチャーブームが到来する
ベンチャー企業の魅力
CFOとして活躍する
CFOとして一流になれば、可能性は無限大
社外監査役
Column CASE 4 年商と年収と所得・手取りって何が違うの?
16 公認会計士は忙しい? メリハリのある会計士の勤務形態
繁忙期は確かに忙しいが、休みはしっかり取れる
勤務時間は比較的融通が利く
独立した場合には休みはないことを覚悟する
17 実際のところ収入は高い? やはり高収入な三大国家資格
公認会計士の収入
監査法人以外の進路では収入はさまざま
資格をとってもと言われるけど
18 最初の5年間を大切にする 社会人としての型が決まる
キャリアを意識する
成長する意識を持つ
先生と呼ばれあぐらをかいてしまう人も
19 公認会計士の可能性 もっと会計士の可能性を活かしてほしい
一流の公認会計士になればやれることは無限大
一流の公認会計士になればやりがいも無限大
一流になるとなぜ収入が上がるのか
代わりのきかない専門家になる
リスクの小さい業務領域
公認会計士試験に合格した後に習得する専門知識
公認会計士の恋愛事情、結婚事情
Column CASE 5 ワークライフバランス
『公認会計士のお仕事と正体がよーくわかる本』
是非、読んでもらえればと思います。
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キャリア個別サポート始めてみます。
公認会計士のキャリアを支援したい。
公認会計士の可能性をもっと引き出したい。
公認会計士が社会課題の解決にもっと貢献できるようにしたい。
その結果、一人一人の人生がより充実する。
かつ、周りの人にもより良い影響の輪が広がる。
そんな思いで、昨年の秋に若手CPAコミュニティという活動をスタートしました。
若手CPAコミュニティのHPはこちら
今やっている活動は、主に
【公認会計士受験生向け】
・短答試験後に、企業との就職マッチングイベント(毎年6月と12月に開催していく予定)
【公認会計士試験合格者向け】
・公認会計士のキャリアのロールモデルを知るために、先輩会計士の『私の履歴書』の公表。
(書いてくれる優しい公認会計士の方募集中です!)
・公認会計士のキャリアのロールモデルをしるために、キャリアセミナーの開催
(3月16日にコンサルティング業界セミナーを開催します)
コンサルティング業界セミナーの詳細はこちら
・公認会計士向けにお勧めのビジネススキル養成プログラムの紹介
・公認会計士同士の交流を促進する交流会の開催
(次回3月26日に開催予定。詳細が決まり次第お知らせします。)
というような活動を実施しています。
そのうえで、いろいろな意見を聞いていて、一番感じるのが、
本当に、個別に悩みを相談できる場ではないかなとも感じました。
たとえば、転職するのかどうか、また転職するとした場合にどのようなキャリアを選択するべきかというときにも、
・それぞれのキャリアのメリット・デメリット
・それぞれのキャリアに対する向き不向き
・本当に何をしたいのかを考える時間や視点
そういうものを、しっかりと相談できる場所は数ないと感じています。
なぜなら、人材斡旋会社は無数にありますが、結局はビジネスなのでいかに転職させるかという視点が抜けきらない。また、人材斡旋会社も業種ごとに得意分野があるので、どうしても自社の得意分野への転職を促しがちになってしまいます。
これはビジネスという観点からはしょうがないことではあるのですが、人材斡旋会社に行く前に、本当に自分のやりたいことは何か、自分の長所・短所は何で、その特性を生かせるキャリアは何か。という点をしっかり考えることが不可欠であると感じます。
そこを掘り下げない段階で、なんとなくコンサルティングかな、なんとなくベンチャーかな、なんとなく監査法人かなというレベルでキャリアを選んでしまうと、将来的に後悔する可能性も高くなってしまうと思っています。
また、受験中の方も、本当に勉強を継続するべきなのか、その他の進路に進むべきかを考える際に、本当に自分のやりたいことは何か、自分の長所・短所は何で、その特性を生かせるキャリアは何か。という点をしっかり考えることが不可欠であると感じます。
そこを掘り下げない段階で、リスクがあるから就職しよう、いったん始めてしまったので、ダラダラ続けているという状態は良くないとも感じています。
そのため、純粋に、公認会計士という業界の一人の先輩としての立場から、皆さんのキャリア選択や勉強を継続するかどうかの相談に個別に応じていこうと考えています。
もちろん、無料でOKです。
ただ、仕事や他の活動との兼ね合いもあるので、毎月5人までの限定とさせてください。
当然、現役のCPAの生徒さんは、いつでも気軽に相談してくれればOKです。
公認会計士試験に合格している人で、CPAや他のスクールの卒業生問わず、今後のキャリアについて相談したいという人、 他のスクールで勉強しているけど、継続するのかどうかについて相談したい方の相談に応じたいと思います。
原則1回1時間で、毎月5人まででとりあえず始めてみようと思いますので、
もし、何か上記のような内容で相談したい方は、SNSで連絡をいただいても構いませんし、このブログのコメント欄や質問欄から連絡いただいても構いません。
相談することで、何か少しでも気づきがあり、皆さんの意思決定の役に立てればいいなと思っています。
気軽に相談してくださいね。
『公認会計士のお仕事と正体がよーくわかる本』
是非、読んでもらえればと思います。
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公認会計士と一流企業はどっちがいい?
今日は、年収についていろいろ書いてみます。
仕事をするうえで、年収は大事ですよね。
もちろん、お金より大事なものはあります。でも、お金も大事です。
なので、今日はちょっと年収についての話をしてみたいと思います。
まず、日本中にある200万社の会社全体の
サラリーマンの平均年収は、約430万円(約44歳)程度です。
上位5,000社のいわゆる一流企業(上場企業)に限定すれば、平均600万円(約44歳)程度です。
これを多いと思うか、少ないと思うかは、個人の価値観ですが、現実なかなか多くの給料を稼ぐのは難しいものです。
以下は、実は世の中のサラリーマンで年収1,000万円以上稼いでいる人は5%未満。
年収2,000万円以上稼いでいる人は0.7%しかいません。
これは、50代や60代の比較的1,000万円以上稼いでいる方が多い中での数値です。
一流企業の中で、平均年収が1,000万円を超える企業は、総合商社やメガバンクを筆頭に、26社あります。5,000社程度の上場企業の中で、26社しかないというのが現状です。
対して、公認会計士の年収は、厚生労働省賃金基本統計調査に基づくと、
35歳の段階で、1,100万円となっています。
初任給が450万から500万程度。
事務所のパートナーになれば、1,500万円以上というのが相場です。
そのため、公認会計士等を取得した場合には、安定した高収入を稼ぐことはできます。
もちろん、誰でもというわけにはいきません。あくまで平均ですので、合格後の自己研鑽は求められます。
公認会計士の合格率は約10%。
平均年収1,000万円以上の一流企業への就職倍率は100倍を超えることがほとんど。
また、一流企業では、出向などで関連会社に行くことも多く、その場合には給料が下がってしまいます。あくまで、出向していない人の平均給料です。
ですので、一流企業で平均年収1,000万円以上稼ぐには、まず高い競争倍率の就職活動を勝ち切る。さらに、その後の出世競争に勝ち切らなければいけません。
そのため、語学力はTOEICで800点以上、その他さまざまなビジネススキルが必要ですので、その道も簡単ではないと思います。
よって、2年間から3年間の学習で取得できる公認会計士という地位は、非常に魅力的だと思います。一流企業に就職し、継続して1,000万円以上稼ぐためには、公認会計士試験に合格する以上の努力が必要です。
さらに、公認会計士に合格した後で、商社や金融に転職することも可能です。
実際、公認会計士として数年勤務した後に、商社などの専門部署に、転職していく人も多いです。そういう意味では、公認会計士に合格したほうが、希望した一流企業にも入りやすいという側面もあると思います。
ですので、長い目で見て、学生時代の2年かから3年を公認会計士試験に費やすということは、費用対効果としては、非常にいいのではないでしょうか。
もちろん、ベンチャー企業を起業して成功する人もいます。
なので、あくまで確率論として、平均年収1,000万円以上を稼ぐ可能性を高めるという意味では、公認会計士・弁護士等の難関国家資格は魅力的だと思います。
もちろん、商社や外資系金融などの企業に見事就職できて、継続的に活躍できれば、それはそれで素晴らしいと思います。ただ、就職できる可能性も高くないですし、それこそ、入社した後が大変ということも伝えたいと思います。
学生時代に本気で打ち込むことを見つけたい。
将来専門的な業務を行いたいという人は、
是非、チャレンジしてほしいと思います。
まあ、あくまで資格は手段にすぎません。何をやりたいかが最も大事だとは思います。
なので、資格を取ることだけを目的にはしてほしくないなと思ってもいます。
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公認会計士の年収を生涯所得とフリーキャッシュフローから考える。
今日もちょっと給料について書いてみます。
年収1,000万円ぐらい稼ぎたいなという漠然とした感覚を持っている方もおおいいのではないかと思います。
その中で、1,000万円稼ぐことのむずかしさは、昨日の記事で書きました。
世の中全体のサラリーマンで5%しかいないこと。
上場企業5,000社で平均年収が1,000万円を超える企業は、26社しかないこと。
そう考えると、1,000万円という年収を稼ぐことの大変さはわかるのですが、
今日は、年収と生涯所得とフリーキャッシュフローという視点で見てみます。
まず、生涯年収は、勤続年数に年収をかけたものになります。
ですので、年収300万円で40年勤務すれば、1億2,000万円になります。
この時に、サラリーマンの平均給料が430万円
上場企業の平均年収が600万円
公認会計士の平均給料が1,100万円として、勤続年数50年(70歳定年)で考えてみましょう。
サラリーマン平均:430万円×50年=2億1,500万円
上場企業平均 :600万円×50年=3億円
公認会計士平均:1,100万円×50年=5億5,000万円
こう考えると、一流企業に就職するだけで、8,500万円の差が付きますし、
公認会計士になれば、2億5,000万円程度の差になります。
さたに、ここから自由に使えるお金であるフリーキャッシュフローについて考えてみます。
どんな人でも日々の生活を維持するために支出が必要です。
また、家族ができればその生活を維持するためにかかる支出もどんどん増えます。
たぶん、実家に暮らしている社会人でも月に最低10万円以上は使います。
一人暮らしをしていれば、20万円は使うでしょう。
家族がいれば、30万~40万円程度はかかってしまうのではないでしょうか。
仮に、家賃で15万・その他費用で15万円で月30万
旅行や臨時出費で年40万円と仮定すると、年間400万の生活維持費がかかります。
その場合、400万×50年で生涯にかかる生活維持費は2億円。
そうすると、生活維持費を除いた、その他のことに自由に使えるお金が、
サラリーマン平均:2億1,500万円-2億円=1,500万円
上場企業平均 :3億円-2億円=1億円
公認会計士平均 :5億5,000万円-2億円=3億5,000万円
となります。
この自由に使えるお金には、
子供の教育費
自宅などの購入費
車などの高級品の購入費
老後の余生を楽しむお金
などが含まれていると思います。
仮に、自宅を自分で購入し、子供もしっかり大学まで通わせようと考え、老後の余生も充実させようとすると、1億円でも全然足りないかもしれません。
そのため、自分が将来どのような家庭像を考え、どのような生活水準をしたいのかということをしっかり考えたうえで、自分の目標とする年収を逆算することが大切になります。
近年、共働きでダブルインカムをするという夫婦が増えているのは、マイホームを購入し、子供の教育費や老後の資金を考えた場合に、父親だけの収入では到底足りないからという背景があります。
逆に、1,000万円以上の年収があれば、マイフォームを購入し、子供の教育費や老後の余生を
さらに、今回は省略しましたが、生涯年収からは、所得税や社会保障費も差し引かれますし、今後は消費税の増税も益々進んでいくと思います。
将来のことなんてどうでもいいやと考えていると、いざ、結婚して、子供ができた時、始めて現実を突きつけられるということにもなりかねません。
今を楽しく生きることと、将来を楽しく生きることのバランスを考え、今何に取り組むのかを選んでいくことがより求められる時代になっていると思います。
なので、生涯年収とフリーキャッシュフローについて、一度考えてみてもいいかもしれません。
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公認会計士・公認会計士試験合格者おすすめイベント
本日はおすすめイベントについて、いくつか紹介させてください。
何か現状に変化をおこしたい。
今自分が知らない世界についての視野を広めたい。
そういう場合には、普段会わない人と会い、いろいろ話をするのがとても大切です。
そんな思いを込めて、ちょっと何か変化をつかたいなという人におすすめなイベントを3つ紹介させてください。すべて若手CPAコミュニティ主催です。
1.若手公認会計士交流会 3月26日開催(無料)
若手公認会計士交流会は、20代・30代の公認会計士の交流を目的にした会です。監査法人・事業会社・コンサルティングファーム、様々なキャリアで活躍している他の公認会計士と交流を深めていただければと思います。
今回は、元公認会計士協会副会長・現公認会計士協会理事・東京CPA会計学院の大先輩の小見山満先生に基調講演をしていただき、その後は、フリーの交流会を予定しています。
小見山先生には、『公認会計士として20代に考えるべきこと』というテーマで、ご自身の経験に基づいて、貴重なお話をしていただきます。
また、その他にも、多くのゲストもお呼びしようと思っていますので、是非、興味のある方は、お気軽にご参加ください。
イベントページはこちら FBページはこちら
2.コンサルティング業界セミナー 3月16日開催(無料)
コンサルティング業界セミナーは、公認会計士のキャリアのロールモデルを知ろうというコンセプトで開催しています。
今回は、ベイン&カンパニーと経営共創基盤で活躍する2名の公認会計士と元PWCの人事責任者を務め、現在はコンサルティング業界専門の人材斡旋会社のCEOを務める大森氏をお招きし、コンサル業界の実態、公認会計士がコンサル業界で活躍するために必要な能力などについて、リアルに話していただきます。
少人数の会にしておりますので、質疑応答の時間もたっぷりとっているので、興味のある方は是非お気軽にご参加ください。
イベントページはこちら FBページはこちら
3.語学総合イベント 3月21日開催(一部有料)
語学総合イベントは、語学力を効率的に向上させたい方のために、以下の4つのイベントを開催します。GTB診断以外はすべて無料です。
1.学習方法セミナー(参加費無料)
2.GTB診断(参加費9,000円)
3.留学個別相談会(参加費無料)
4.学習方法個別相談会(参加費無料)
語学の学習に興味ある方は、是非この機会にご参加ください。
イベントページはこちら FBページはこちら
4月5月の繁忙期を迎える前に、いろいろイベント企画しましたので、ご興味があるものあればお気軽に!
また、現在公認会計士業界は圧倒的に人手が足りていません。
私のところにも、非常に多くのいい人いないという求人の情報が来ています。
たとえば、監査法人→コンサル・事業会社・ベンチャーetc
大手監査法人→中堅監査法人
中堅監査法人→中堅監査法人
事業会社・ベンチャー企業→大手・中堅監査法人
事業会社・ベンチャー企業→事業会社・ベンチャー企業
などなど。
興味があれば、相談にも乗りますし、直接人事部につなぐことも可能です。
転職を考えている人・純粋にキャリアについて相談したい人は、是非、気軽に連絡ください。
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なぜ公認会計士を目指したのか、その後、教育者に興味を持ったのか。
よく、東京CPAの生徒から、なんで国見さんはCPAで教えているんですかと聞かれる。
なので、教育というものこそ、社会にとって最も重要と思い、日々活動しているが、そもそもなぜ、公認会計士になったのか、そして、今なぜ、教育者としての道を歩んでいるのかについて、結構赤裸々に、述べてみようと思います。
私は、実家が呉服屋を営んでいます。
呉服屋は祖父が始め、親族を中心に経営している典型的な一族経営です。
そして、親戚のいとこを合わせ、男の子が自分しかいなかったので、
直接言われたことはないが、自分が呉服屋を継ぐのかということは、常に子供ながら、頭の片隅にはあったように感じます。
中学から慶應義塾普通部に入学したのも、呉服屋という家業のためだったと思います。
親としてみれば、お客様の多くが政財界の方であるため、慶應に入ることで、商売としては安泰という想いもあったのかもしれない。
現に、学生時代にはほとんど知らなかったが、同学年の友人の家庭がいくつも呉服屋のお客さんであるような状況でした。
そんな状況で、中学高校はほとんど真面目に勉強することもなく、ひたすら部活動と、遊び、アルバイトなどに時間を費やしていた。
毎日、どうすればより楽しいかだけを追求しており、将来のことなどほとんど考えていなかったのが高校時代。
麻雀にはまり、毎日麻雀ばかりしている時期もあったし、コンパばっかしている時期もあったし、高校時代には停学にもなっていた。
よく、そういう面で、母親からは怒られていたが、父親から怒られた記憶はほとんどない。
父親は、私がやりたいことをやらせてくれ、多少の悪事は気にしていないようだった。
基本、見守っていてくれる感じでした。
そんな感じで高校時代は終わり、いざ、大学に進むようになった時に、
母親から、弁護士か公認会計士をとるといいと思って考えたんだけど、数字に強いので、公認会計士のほうがあなたは向いているから公認会計士をとりなさいと言われ、東京CPA会計学院のパンフレットを渡された。
高校時代まで、大学に入ったら勉強しなさいと言われていたのもあるし、高校時代までを振り返って、毎日とても楽しかったが、現実としてあまり何も残っていないなという実感もあった。
その時その時は楽しいのだが、振り返って充実感や達成感というものは残っていなかった。
なので、もともとサラリーマンにはなりたくないなと思っていたので、
将来会社を経営するためにも、公認会計士の資格ぐらい取っておくかという感覚で、
東京CPAに受講相談に行き、次の日には、学費を支払勉強を始めていた。
また、父親が、いつも広い視野で見守ってくれているという点から、自分は信じてもらっているという意識もあって、ちょっとその期待に応えたいという気持ちもありました。
まあ、この時に母親が東京CPAのパンフレットを持ってこなければ、今自分がCPAで教育にかかわっているということもなかったので、なんだか不思議な縁ですw。
なので、公認会計士を目指した理由は、会社を経営してお金を稼ぎたい。
部活動の経験から、嫌な上司に媚を売るのは嫌だったので、自分に実力を付けたいと思ったからだ。それ以上の志も当時は、何もなかったです。
ただ、それからの2年間は、自分の人生の中では一番勉強した2年間だったと思う。
アルバイトや遊びの時間はとっていたが、多くの時間を公認会計士の勉強に費やした。
そして、運よく大学3年生の時に合格できました。
この段階でも、将来は実家の会社を継ぐか、自分で公認会計士の事務所を作りバリバリ稼いでやるぐらいしか思っていなかったと記憶している。
高い志も特になく、単に自分が稼ぎたいという想いしかなかったような状況です。
そのような思いになったのも、慶應に入学し、桁違いのお金持ちの生活スタイルに直面したからのような気もします。
私の実家も子供を中学から私立に入れる程度の裕福さはあったが、まあ、普通の部類に入ると感じます。
対して、自分が慶應で知り合った友人の中には、とんでもないお金持ちがたくさんいた。
自宅が何千坪もある豪邸に住んでいる友人
家には必ずお手伝いさんがいる友人
家の前を警察官が守っている友人
上場企業のオーナー一族の友人
家族旅行に私も連れて行ってくれ、すべておごってくれる友人
子供ながらに、この人たちすごいなという感覚を持ち、
自分ももっと、自分の家庭をより上流に持っていきたいと感じていました。
だからこそ、自分でより稼げるようになりたいという気持ちがあった。
合格した時まではそんな感じです。
それで、たまたま自分が合格した年に、CPAが日吉に校舎を出すことになった。
つまり、自分が勉強していた時はCPAは東京本校のみであり、自分は東京本校に通学していた。そのため、偶然にも日吉校で学生時代にアルバイトすることになりました。
最初は週2回の予定で始めた。今でいうチューター業務である。
ただ、人に教え始め、教育という仕事にかかわるにつれ、その影響の大きさに驚いた。
自分が合否に影響を与えてしまうこと。
その結果、その一人ひとりの学生の人生にも影響を与えてしまうこと。
そのため、この資料も作りたい、もっと質の高い講義をしたい、もっと質問にうまく答えれるようになりたい。そういう気持ちがどんどん強くなり、いつの間にか週に6日働いていた。
当時は、月に50万以上お給料をもらっていたが、ほとんど使う暇もなく、ひたすら働いていました。
そんな生活を1年半過ごし、大学卒業の時期を迎え、当初は、卒業したら監査法人に何年かは就職してから家業を継ぐなり、独立しようと思っていたが、公認会計士試験の論文式試験は夏に行われるため、3月で卒業だからCPAを離れるということが自分として納得がいかなかった。
そのため、卒業後の夏の論文式試験まではCPAで働き、夏に当時の中央青山監査法人に入所した。学生時代も少し非常勤で監査法人で働いてはいたが、正式に正社員になったのは、卒業した初めの夏です。
ただ、自分は教育のほうが面白いと感じていたこと、CPAも人手が不足しているという事情もあり、年末で監査法人をやめ、CPAの復活してしまった。母親にはめちゃくちゃ怒られたが、父親が、男なら自分のやりたいことをやりなさいというような発言をしてくれ、何とか了解を得れた。
両親からすれば、慶應に入れ、公認会計士にも合格させ、ここまで順調にキャリアを進めてきたのに、なんで教育の分野?それも、公認会計士の資格支援取得スクールなのと思ったことだろう。でも、父親からは、一度も実家の家業を継ぎなさいとは言われなかった。
そのことに関しては、自分のやりたい人生を歩ませてくれた父親にはとても感謝しているし、その期待に応えないといけないなと強く思ったことを記憶している。
また、母親がいろいろガミガミ行ってきたのも、自分を心配してのことなので、当時はうるさいなと思っていたが、今では本当に感謝しています。
ただ、当時も、教育に人生を捧げるほどの覚悟はなく、給料も監査法人以上もらえるし、教育のほうが楽しいしぐらいの感覚でした。
ただ、それから10年以上教育にかかわり、今ではどっぷり教育の魅力にひかれている。
人の成長を支えることができる。
人生に大きなきっかけを与えることができる。
そういう可能性のあふれた教育という仕事は、世界で一番やりがいがあると思っています。
また、教育を始めた当初は、如何に公認会計士試験に合格させるかだけを考えていた。
ただ、徐々に、合格させるのは最低限。さらに人として大きく成長し、合格後に活躍できる公認会計士を育成することこそ教育の本質だと感じるようになった。
そして、そういうことを教育を通じて実践していくことが、自分も楽しいしやりがいを持てると感じた。
そのため、公認会計士の勉強中でも、その間に専門知識の習得のみならず、
どんな状況でも結果を出す力
目標をもって志高く生きる大切さ
を伝えたいと感じるようになっていました。
これは、人が本当に成長し、結果を出すための力を養うには大切だと思っています。
将来10年後なのか20年後なのかわからないが、CPAの卒業生がCPAで勉強して本当に良かった、国見さんに教えてもらって本当に良かったと感じてもらえるような教育がしたいと思うようになりました。自分がうれしいし、相手もうれしいなら、それこそ最高だなと。
さらに、日本の教育をもっと変えたいと強く思うようになりました。
それは、日本や世界の社会課題を知れば知るほど、教育を変えない限り根本的な解決はしないと思うようになったこともあるし、環境問題や資本主義経済の限界も、あまり残された時間は多くないと感じるようにもなったことも大きいです。
それにもかかわらず、エリートと呼ばれる人材層が、社会問題には無知無関心である現状を見て、このままでは、社会はますます悪い方向に進んでしまうと危機感を持つようになりました。
主体的に生きる・グローバル人材になる・論理的思考力を鍛える・コミュニケーション能力を鍛える。今ではいろいろ教育について言われています。
MBAを卒業し、課題解決能力・リーダーシップ能力を養った人がすごいと言われたりもしています。もちろん、そういう能力はとても大切で習得してほしいのですが、そういうビジネスの戦闘力を持った人間が間違った方向にその力を発揮しているのが、現在の世の中だと思う。
自分が儲かればOK。
大量生産・大量消費・大量破棄のこの資本主義経済で、資源やエネルギーを使い果たし、環境も汚染し続けていても、気にしないという価値観で100年後の地球はとんでもないことになっていると思う。益々紛争も増えれば、治安も悪化し、環境も汚染されていく。
また、自分だけの利益を追求している場合には、途中で成長する意欲もなくなれば、さらに、最終的には自分の利益も失っていくことにもなるということに意識を置いていないだけで、実際にそうなったら、本当にみんなで後悔することになってしまいます。
なので、自分の考えは、それよりもっともっと大事なものがあるという点です。
それは 『志』
志のある人間は、スイッチが入っているので、すべてのことから学ぶ。
情報に対する感度がバリバリアンテナが張られているので、すべての経験からいろいろなものを吸収していくし、向上心もとてつもなく高い。
また、志があるからこそ、進むべき方向もより良い方向になる可能性が高い。
対して、志のない人は、どんなに素晴らしい教育をしても、感度のアンテナが張られていないのでほとんど吸収していかない。
また、自分のメリットのために頑張っていても、全体から見れば益々破滅に向かっているということも多々起きてしまう。
だから、如何に志を持った目標を設定し、その目標の達成のために本気で取り組めるか。
かつ、その目標が自己中心的なものではなく、利他の精神に基づく、みんなをハッピーにするという方向に向いているかが、とても大事なことであり、
そのような価値観で生きることがどれだけ幸せで楽しいことかということを伝えていくこと。
学び成長したいというスイッチを入れてあげることこそ、教育の本質なのだと思うようになった。
だから、公認会計士試験に合格した後のキャリア支援や
次世代戦略会議で社会問題を学び、知ることの大切さを広める活動も、
すべて、如何に志を持った、目が輝いている若者を増やしたいと思っているからである。
その先に、より良い社会へとつながっていると思っています。
こんな変遷を経て、いまに至っています。
なので、なんで教育をやっているのですかといわれれば、
教育こそ、社会の根幹だから。
そして、社会全体のことをもっと考える人が増えていかないと、社会が崩壊してしまうと感じているからということになります。
自分たちが死んでいくときに、子供たちや孫たちに、お父さんたちの世代は、問題が起こっていることも知っていたし、このままでは地球が持たないことも知っていたんだけど、見て見ぬふりをして、問題を先送りしてきたんだよね。目先の快楽を優先して、お前たちに全部あとは任せるね。
とは言えないですよね。仮に言ったとしたら後悔しか残らない。
そうではなく、お父さんたちの世代は、こう考えて、より良くするためにやってきたんだよ。これからはお前たちの世代なので、自分たちがが正しいと思うことをしなさいと言いたい。
そういう風に生きないと、死ぬときにきっと後悔する気がするし、これからの子供たちに申し訳ないかなと。
なので、未来の時代を生きる子供たちに、彼らが夢と希望を持てる社会を残したいなと思って、教育をやっています。
志のある若者が増えてほしいと心から願っています。
また、志のある人が、もっと教育の世界に飛び込んできてほしいなと心から願っています。
二人の息子の名前にも、『志』という漢字を使ったのも、何をするかは本人の自由ですが、志のある人間になってほしいなと思ったからです。
かなり、思うことをありのままに、書いてしまいましたが、今現在の素直な気持ちです。
まあ、来年にはまた考えが変わっているかもしれませんが(笑)
長々、ありがとうございました。
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公認会計士試験 5月短答式を受ける方へのアドバイス
公認会計士試験の5月の短答式試験まで3か月を切っていますね。
そして、今日は、CPAで財務会計論の短答式直前答練第2回が開催されました。
本日の解説でも話した内容なのですが、5月短答向けに、この時期から気を解けてほしい点のアドバイスをしたいと思います。
1.これからの時期は理論科目中心で考える
公認会計士の試験において、計算力を強化することは、安定した合格点を獲得するため、ご覚悟で実務で高い価値を提供するためにとても大切です。
そのため、CPAでも、本質の理解から計算力を徹底強化するためにカリキュラムを組んでいます。
しかし、この時期からは、理論科目中心で考えてほしいです。
短答式のボーダーを70%と仮定した場合
簿記55% 管理会計論55% 財務諸表論80% 監査論80% 企業法80%でも70%に到達します。そして、理論科目を仕上げるほうが圧倒的に短時間で効率的に行うことができます。
そのため、理論科目を仕上げる意識を最優先にして、その残りの時間で計算科目の強化・維持を図ってほしいと思います。
2.本試験から逆算して計画を策定する
5月の短答式本試験の時の目指すべき状態をイメージし、それまでにやるべきことを列挙し、それをこれからの計画に落とし込んでほしいと思います。
その時に、理論科目のテキストの読込と短答式問題集の反復回数を決め、その時間を最優先に確保してほしいです。その時間を確実に確保することで理論科目をアベレージで8割以上得点することを最重要目標に設定してほしいと思います。
5月の本試験から逆算して、最後の1か月でやること。4月中にやること。3月中にやること。今日やることというふうに、計画に落とし込んでもらいたいと思います。
3.計算科目を一撃必殺で習得する
正直に言って、これからの時間で計算科目に多くの時間を費やすことはおすすめしません。そのため、計算科目については、一撃必殺で習得するという意識を持ってほしいと思います。
そのためにとても大事なことが、答案練習の復習の仕方です。
直前答練でも模擬試験でも、間違えた問題について、解答解説をみて、納得するでおわら差内容に意識してください。
なぜ、間違えたのかの原因をしっかり分析してほしい。
1.たんに知識漏れだったのか
2.理解が不十分で指示を読み切れなかったのか
3.理解が不足していて、問題の構造を把握できなかったのか
4.結論の意識が弱く、集計漏れが起こったのか
5.本当にただの計算ミスだったのか
etc
その原因はっきりさせ、問題の復習をして、納得するだけでなく、該当箇所のテキストをどうすれば上記のような原因が解決するのかを意識して読み込むようにしてください。
次のその論点が出題されたら、異なる問題であっても確実に解けるように意識することです。
その繰り返しを今後の答練で実施するだけでも相当効果があります。
また、上記勉強方法を行うことで、答練に出題されていない論点のテキストを読み込むときにも、どこに注意して、何を習得するために読み込むのかが見えてきますので、全体の効率性も必ずUPします。
4.答練で出題された難易度Cの論点の復習に時間を使わないこと
すべての答練、模擬試験には、多少の埋没問題が出題されます。そのため、このような問題の復習には、1分たりとも時間を使わないでほしいです。
費用対効果が悪いですし、その分、他の重要論点の定着がおろそかになってしまいます。
5.重要性を意識する
重要性を意識するということは、常に意識すべきことですが、直前期では尚更重要です。答練の解説に添付してある、過去の出題傾向の分析、どの論点こそ重点的に復習するべきなのかを常に念頭に置いて、反復回数に反映させてほしいと思います。
残りの時間で、テストの点数が1点でも多くとれるようにこだわって学習をしてほしいと思います。
5.とにかく反復に徹する
直前期は、理解重視からとにかく反復に意識を切り替えてほしいです。直前期の反復に関しては、過去の記事でも詳しく述べているので、そちらも参考にしてください。
直前期の勉強方法
http://ameblo.jp/cpakunimi/theme18-10053213305.html
5月短答式に向けておすすめ教材
http://ameblo.jp/cpakunimi/entry-11775277036.html
皆さんのラストスパートを応援しています!!
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公認会計士試験の論文式本試験への勉強法
先日、5月短答式を受ける方へのアドバイスを書いたので、
今日は、8月論文を受ける方(短答免除者や12月合格者)を対象に、
この時期にどのような勉強方法がお勧めかを書きたいと思います。
5月短答式を受ける方へのアドバイスはこちら↓↓
http://ameblo.jp/cpakunimi/entry-11788298077.html
まず、8月論文式を受ける方は、
下記の『王道の勉強法』という記事をお読みください。
http://ameblo.jp/cpakunimi/entry-11764255709.html
上記王道の勉強法を前提に、この時期から残り5か月間の勉強方法のアドバイスをしたいと思います。
1.簿記・管理会計の計算について
簿記、管理会計の計算については、短答式試験で論文に必要な知識の習得という意味では完了しています。ですので、まずは、短答に合格した時の知識レベルをキープするように定期的に知識の定着をテキストを読み返すことで行ってください。
そのうえで、論文式に向け総合問題対策になります。
論文の総合問題は、個別論点・連結会計・キャッシュフロー計算書・組織再編あたりが定期的に出題されています。
そのため、CPAでいえば、基礎答練や短答問題集の総合問題程度をしっかりと復習してほしいと思います。
特に意識したいのが、構造の仕組みをしっかり押さえることを念頭に復習してほしい。
所見の答練を見た時に、
今回の構造はどうなっているのか
どこから解くべきなのか
どこが簡単なのか
どこは難しいのか
ということを、最初の数分で把握することが最も大切になります。もちろん、重要論点(出題範囲の網掛け部分を中心に)の知識の漏れをなくすことは大切ですが、如何に、問題の見極めができるかということが勝負を分けます。
そのため、過去の答練や問題集を反復するときにも、今回の問題がどのような構造で、どのような資料の与えられ方だったのか、どこが簡単でどこが難しいのかなどをしっかり把握するようにしてもらいたいと思います。
2.理論対策について
理論科目については、論文用に新たな対策が多く必要です。短答式で一つひとつの知識は修得していますが、論文式では、知識をしっかり結び付けて流れを意識して、論点の漏れがないように書かないといけません。
そのため、まずは、
骨格の理解・定着
重要語句の理解・定着
文章の理解・定着が必要です。
これは、たとえば、自己紹介の文章を20行書いてくださいと言われたときに、
・名前
・住所
・職業
・趣味
・今後の夢
などの項目があったとします。この一つの項目でも抜けてしまうと、大きな原点になるので、まずは、論点ごとに何を書くべきかの骨格を理解し、しっかり定着させます。
次に、その骨格ごとに外してはいけない重要キーワードを理解し、定着させる。
ここまでできれば、どの問題でも最低限の合格点は取れるようになると思います。
ですので、骨格と重要キーワードまでを徹底的に反復してほしいと思います。
そのうえで、重要性A・Bの論点を中心に、論証集などの文章をより肉付けしていくという作業です。
これにより、重要キーワードまででは、6割程度だった点数を、7割・8割と上げていく効果があります。最終的に重要論点は、かなり文章までしっかり書けるようにすることが大切です。
骨格・重要キーワード・文章は、まず、論証集でしっかりと確認し、その意識をもって、テキストの読み込みを行うことで効率は飛躍的に高くなります。
間違っても、やってはいけないのが、骨格の理解や定着があやふやなまま、文章を覚えに行っても、なんとなく正しそうな文章は書けるようになるかもしれませんが、点数はなかなか伸びないので、骨格の理解と定着を念入りに今の時期はやってほしいと思います。
直前の3か月(6月~8月)は文章の精度を上げにいく期間にすることがお勧めです。
また、もう一つ理論で意識してほしいのが、完全に×の答案を書かないようにすることです。しっかりと問題文を読み、問題で問われていることに対して、骨格を組立て、間違ったことを書かないようにしてください。
骨格の理解と定着が図れていないと、問題で聞かれていることに応えるのではなく、覚えた文章を書いてしまったり、書く内容自体を全く間違ったことを書くことにつながります。
完全に×の答案があると、どうしても点数が安定しないので、どんな問題でも内容はあっている、5割の点数は取れるというような意識を大切にしてください。
3.租税法・選択科目
租税法や選択科目については、まだまだ、知識の理解をしている時期だと思います。テキストの読み込みや、個別問題集を通じて、まずは基本的な知識の理解・定着に専念してほしいです。そのうえで、過去に行った簿記などの勉強方法と同じように、徐々に応用論点や実践を意識したアウトプット力を養成してもらえればと思います。
5月末ぐらいまでに、完全に力を上げていくというのを一つの目標にしてもらえるといいと思います。
4.上級答練・直前答練・模擬試験を有効に活用する
上級答練や直前答練・模擬試験を有効に活用することも大切です。簿記や管理会計であれば、如何に問題の見極めができたか、知識のキープができているかを確認する。
理論科目であれば、如何に×の答案を少なくできるのか、文章の精度よりも、正しい内容をかけたか、問題に答えれたのかということを確認する。
租税法や選択科目であれば、基本的論点の理解と定着が図れているのかを確認する。
一つひとつの答練において、最終目標から、今の段階で達成しておきたい目標をしっかり意識して、そのポイントが達成できているのかをしっかり分析してほしいと思います。
5.バランスを考える
最後に、実質7科目をどうバランスを保っていくかという点。過去の論点を崩さないということを意識してください。
バランスについては、過去のこちらの記事を参照してください。
『バランスについて』 http://ameblo.jp/cpakunimi/entry-11228130918.html
一人ひとり、現在の状況が異なるのと思いますが、一般論として、上記の内容を参考にしてもらえればと思います。また、下記のCPAの教材も必要に応じて利用してもらえればと思います。
論文対策集
http://www.cpaonline.jp/shopbrand/007/003/X/
論文対策答練
http://www.cpaonline.jp/shopbrand/007/007/X/
論文式模擬試験
http://www.cpaonline.jp/shopbrand/007/008/X/
『公認会計士のお仕事と正体がよーくわかる本』
勉強方法や合格後の魅力について、いろいろ書いていますので、勉強中の方にもおすすめですので、
是非、読んでもらえればと思います。
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公認会計士試験の論文式本試験に向けての財務会計論のやり方!
『公認会計士試験の論文式本試験への勉強方法』
http://ameblo.jp/cpakunimi/entry-11791001574.html
について、財務会計論の計算(簿記)と理論(財務諸表論)の配分ややり方は、どうすればいいのですかと質問を受けたので、その辺についてもう少し詳細に説明します。
まず、財務会計論の論文については、計算(簿記)が70点~80点程度、理論(財務諸表論)が130点~140点程度出題されますので、理論のほうが重要性は高いです。
かつ、計算(簿記)も第3問は総合問題ですが、第5問は会話形式の個別ごとの問で聞かれるため、総合問題対策以外は、短答の知識で論文は大丈夫です。
そのため、総合問題対策はには時間をある程度使いますが、
全体としては、
理論(財務諸表論)に7割・計算(簿記)に3割が目安になると思います。
そのうえで、理論(財務諸表論)の勉強方法については、
1.取引のイメージ・財務諸表に与える影響を理解する
各論点が、どのような取引についての論点であり、かつ、その取引が最終的に財務諸表に与える影響をしっかりと全体像で理解することが重要です。
特に、財務3表のうちのB/S・P/Lに与える影響はしっかり押さえたいです。
2.簿記の会計処理と合わせてしっかりと押さえる
上記の結論の財務諸表の影響と合わせて、簿記の基本的な会計処理とセットで必ず押さえてほしいです。
その際には、仕訳をイメージし、そのうえで、財務諸表にどのような影響を与えているのかを押さえることが必要です。
3.適正な財務諸表の作成にどのように寄与しているかを考える
さらに、最終的な財務会計論の目的は、いかに、実態に即した適正な財務諸表を、現実的に費用対効果を勘案して、作成開示するかという点です。
そのため、各会計処理や論点の財務諸表に与える影響が、どう適正な財務諸表の作成開示に寄与しているかまでしっかり押さえてください。
短答式でも、論文式でも、財務諸表論を苦手にしている方は、理解が弱い傾向があると考えています。その理解というのが、どういう取引で、どのように財務諸表に影響を与えているかという全体像が理解できていないことが特に多いです。
たとえば組織再編であれば、どういう取引で、結局財務諸表にどう計上したいのかという全体像の考え方をおろそかにしたまま、各仕訳や各会計処理の論拠を押さえていても、正確なイメージができていないので、間違ったことを書いてしまったり、単純暗記に走り、覚える効率が悪いのみならず、まっすぐ問いに答えれない、さらには、ちょっとひねられると何を書いていいかわからないという状況に陥りやすいです。
そのため、まずは、一つ一つの論点について、取引のイメージや全体像の理解をしっかり行い、そのうえで、財務諸表の結論を押さえることを優先してほしいです。
この段階が終わった段階で、各論点ごとに、骨格・重要語句・文章の肉付けという段階に進むことが効率的になります。
6月以降は文章の肉付けに専念したいので、5月末までに、しっかりとその下準備まですることがとても大切だと思っています。
ブログ等で、質問していただいた内容で、多くの人が同じ質問を抱いていそうなものは、今後、なるべく、こういう形でお答えしていこうと思うので、気軽に質問してください。
『公認会計士のお仕事と正体がよーくわかる本』
勉強方法や合格後の魅力について、いろいろ書いていますので、勉強中の方にもおすすめですので、 是非、読んでもらえればと思います。
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将来のキャリアを真剣に考える大切さ!
社会人をしていると、日々の仕事が忙しく、
それをこなすことで精一杯になりやすいと思います。
しかし、その中で、自分の将来キャリアを設定し、そのために必要な勉強や行動をするかしないかで、将来の選択肢は大きく変わってしまうと思います。
公認会計士でも、なんとなく働いていた結果、30代以降では選択肢が狭くなってしまった。
次のキャリアに必要な能力をあまり磨いてこなかったという結果になりかねません。
そのため、将来のキャリアについて、自分の未来がかかっているからこそ、真剣に考える時間を確保してほしいと思います。
将来の自分の可能性を広げるのも狭めるのも、自分次第です。
10年後・20年後に、もっとあの時こうしておけばよかったと後悔しないようにしてほしいと思います。
将来のキャリアを考える上で、大切なことをいくつか列挙したいと思います。
1.キャリアのロールモデルを知る
どんなキャリアのロールモデルがあるのかをしっかり知ることが大切です。公認会計士であっても、監査業務・税務業務・アドバイザリー業務・IPO業務など、事務所内でできる仕事も多い。また、コンサルティング業務・銀行・証券・投資銀行・VCなどの金融機関、一流企業での経理・財務・経営企画・IR業務、ベンチャー企業での経理・財務・CFO業務、ソーシャルビジネスにおける様々な専門業務、監督官庁での仕事、起業など、無限に選択肢はあります。
2.自分自身を知る
自分はどのような価値観で生きていて、長所短所は何なのかをしっかりと把握することもとても大切です。自分の得意分野や、自分が楽しいを感じれる部分は人によって、全く異なります。そのため、自分への理解を進化させ、自分が楽しく、かつ、輝けるキャリアを選択することもとても大事だと思います。
3.社会の課題を知る
キャリアを考える上で、社会課題を広く知ることもとても大事です。教育問題・エネルギー問題・貧困問題・環境問題・社会保障問題・少子高齢化問題。挙げればきりがありません。また、教育問題一つとっても、幼児教育・初等教育・高等教育・生涯教育なのか、リーダー教育なのか、専門家教育なのかというターゲットの違いによっても様々です。
自分が仕事を通じて、どのような社会課題を解決したいのかということは、人生のミッションを決め、持続的に成長していくためにはとても大切だと思います。
たとえば、PRのプロになりたくてマーケティングの専門家になろうという場合にも、単にカッコよさそう、給料がよさそうという理由だけでなく、PRのプロになり、こういう社会課題に取り組んでいる企業や団体のPRに貢献したいという目標がある方のほうが、成功しやす素いと感じています。
4.経験者のリアルな声を聞く
巷では様々な情報が錯そうしています。その中には、その人の個人的な価値観だけに依存する極端な意見や、その人の経験に基づく、極端な意見等も多くあります。
そのため、経験者のリアルな声をより多く聞き、最終的には自分で判断することが大切です。
また、それぞれのキャリアには、光と影が必ずあるので、光の部分だけでなく、影の部分も知ったうえで、決定することも重要です。
さらに、それぞれのキャリアごとに、向き不向きや、必要な能力も異なっているので、その辺が本当に自分に合うのかを自己分析と通じて、確認することでミスマッチも減ると思っています。
そのため、いろいろ人と、あって、議論するという機会は、本当に大切だと思います。
5.キャリアに必要な能力を磨く
ビジネスマンに求められる能力は無限にあります。そのため、やみくもにすべての能力を鍛えるのは非常に効率が悪い。
マネジメント能力を養成したいのか、プロフェッショナルになりたいのか
営業力を養成したいのか、経営戦略立案力を養成したいのか、
コミュニケーション能力を養成したいのか、専門能力を徹底的に磨きたいのか
伸ばさなければいけない能力は無限にあるからこそ、自身の望むキャリアに対して、より優先順位の高い能力を伸ばしていかないと、なかなか成果につながらないと感じています。
そして、忙しいビジネスマンが、仕事を行いながら次に必要な能力を養成するために確保できる時間も限られているからこそ、効果的かつ効率的に必要な能力を育成することも大事だと思います。
6.時間の20%、お金の20%ぐらいは将来への投資に使う
仕事をしている時間・プライベートの時間の両方で、時間の20%ぐらいは、短期的なことではなく長期的な目標に向かっての投資に使うべきだと個人的には思っています。
これはかなり強く意識しないと、目の前の仕事や用事に忙殺されてしまうので、優先順位を見極め、長期的なことへの投資にも時間を確保することが大切だと思います。
また、収入の20%程度も長期的な自己投資に使ったほうが、効果は高いと思います。
本を読む、人と会うためにいろいろ外に出る、必要な学びのプログラムにでる、寄付をする。こういうことにお金をある程度使っていかないと、長期的に大きなマイナスがあると思います。特に、本を読むことと、様々な人と会い真剣に議論することへのお金を惜しんではいけないと思っています。その投資の何倍も何十倍も将来得るものがあると思っています。
自分の将来のキャリアに対して、上記のような行動を日々とっているか、それともなんとなく今の仕事をこなし、休日はそのストレスの発散に費やし、また仕事でストレスをためるという悪循環に入ってしまうかによって、人生に大きな違いが生じる可能性があります。
長期的な目標を設定し、そのためのアクションをとり、かつ、その結果成果も上がってくれば、仕事もどんどん楽しくなり、かつ、人としても成長し、やりがいや充実感が高まるのではないかと思っています。
自分が、教育にかかわっているのも、
次世代戦略会議の勉強会をしているのも、
若手CPAコミュニティの活動をしているのも、
すべて、目標をもって、輝いて生きている若者を増すことこそ、社会の根幹であると思っているからです。そういう大人が増えれば増えるほど、次世代を担う若者もより明るい未来がイメージでき、楽しく、夢をもって生きていける社会になるかなと思っています。
そのために、以下のようなイベントも開催していますので、興味のある方は、是非足を運んでもらえればと思います。皆さんにお会いできるのを楽しみにしています(笑)!
・キャリアのロールモデルを知る
① 若手CPAコミュニティで先輩会計士のロールモデルを公開しています。
http://www.cpa-community.net/#!career/c1pna
② 公認会計士・公認会計士合格者向けコンサルティング業界セミナーを開催します。
http://ptix.co/1fYNIzF
・いろいろな会計士とつながる
③ 若手公認会計士・公認会計士合格者の交流会を開催します。
http://ptix.co/1bU8u4I
・社会問題を知る
④ 環境問題の全体像を学べる勉強会を開催します。(どなたでも参加できます)
http://ptix.co/1k2o3de
・様々な能力を磨く
⑤ 語学の総合イベントを開催します。(どなたでも参加できます)
http://ptix.co/1gRUFpJ
⑥ 若手CPAコミュニティでも、各種教育プログラムをご紹介しています。
http://www.cpa-community.net/#!act-learn/ce0f
また、キャリアについて、個別に相談したい方には、いつでも個別に相談にのりますので、 お気軽に連絡ください。毎月4・5人の人生相談にのっていますw!
4月2日には、ビズリーチ代表取締役の南氏をお招きしたキャリア講演会も実施予定です。 また、詳細は、決まり次第お知らせいたします。
アクティブに動いて、自分の未来を自分で決断して切り開いてほしいと思います!!
『公認会計士のお仕事と正体がよーくわかる本』
勉強方法や合格後の魅力について、いろいろ書いていますので、公認会計士を始めようと考えている人のみならず、勉強中の方にも、合格後の若手公認会計士にもおすすめですので、 是非、読んでもらえればと思います。
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立場や目的意識によって捉え方が違う。
すべてのことが、人とかかわっています。
そして、いろいろなところで異なる意見がでます。
その時に価値観の相違という風に画一的に捉え、
価値観が違うからと言って、放置してしまうのはとても危険だなと思っています。
価値観が違うときに、まず、自分と異なる価値観を受け入れることはとても大事。
そして、なぜそう相手はそう思うのかということを考えることがとても大事だなと感じています。
そこをしないで、価値観が違うからしょうがないで終わらせてしまうと、ただ、問題を先送りしていることにつながると思っています。
本当に大切なことは、価値観の違いを尊重した中で、
お互いがなぜそう感じるのかを理解し、
そのうえで、自分が学ぶことも、相手が学ぶことも両方あり、
かつ、どうすることがお互いにとって成長するし、メリットがあるのかということを建設的に考え、議論していくことだと思っています。
上記のような状況になるために、必要な視点は、
立場が異なることや
目的意識(視点)が異なることで、
捉え方は大きく変わるということを強く意識し続けることだと思っています。
親と子
上司と部下
先生と生徒という立場の違いや
同じ立場でも目的意識をどこにおいているのかの違いで、
すべての物事の見方や捉え方、その結果の優先順位に至るまで変わってきます。
相手に不満を持つときに、
相手の立場ではどのように物事を見ているのか
相手の目的意識からは、どのように物事を見ているのか
そして、自分の立場ではどのように物事を見ているのか
自分の目的意識からは、どのように物事を見ているのか
ということをじっくり考え、相手の立場・目的意識から、如何に相手を理解するか。
自分自身の理解するかということが、とても大切だと常に痛感します。
自分も全くうまくできないことがおおいいですが、
多くの価値観の違いということの原因が、立場や目的意識のズレから生じているんだろうなと感じることが多いので、日々、意識を置きたい視点だなと思っています。
多様性を受け入れる、お互いが相互理解を図り、相乗効果を出すということは、
価値観の違いを本当の意味で受け入れ、理解し、
お互いが建設的に成長できることなのかなと感じています。
ちょっと、皆さんにも考えていただけると、色々な問題が解決する可能性が高まるかなと感じました。
『公認会計士のお仕事と正体がよーくわかる本』
勉強方法や合格後の魅力について、いろいろ書いていますので、
公認会計士を始めようと考えている人のみならず、
勉強中の方にも、
合格後の若手公認会計士にも
おすすめですので、
是非、読んでもらえればと思います。
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東京CPA会計学院のブログ開始!
東京CPA会計学院のHPにて、
公認会計士試験に有用な情報を発信するブログを開設しました!
発信する情報は、
1.CPAからのお知らせ
2.公認会計士の学習方法
3.公認会計士の業務内容やキャリア
4.業界ニュース
などを予定しています。
東京CPAのブログのメリットは、この個人ブログと違い、勉強方法等は、複数の科目の講師がいろいろと発信できることにより、勉強中の方には、いろいろ有用な情報が発信できると思います。また、業務内容などの公認会計士事態の情報も発信していきます。
そのうえで、わたくし個人のブログは、私個人の見解などをもっと掘り下げて発信して行ったり、
合格後に公認会計士の方向けの内容等を中心にしていきたいと思います。
東京CPAのブログは、2日に1回程度の更新予定を考えていますので、是非定期的に覗いてみてください。
現在UPされているブログ記事は、以下のようなものになります。
『公認会計士の仕事内容(基本編)』
『公認会計士の仕事内容(監査業務編)』
『公認会計士の仕事内容(税務業務編)』
『公認会計士の仕事内容(アドバイザリー編)』
『公認会計士の仕事内容(その他の業務編)』
『公認会計士のキャリア選択(監査法人のパートナー)』
『公認会計士のお仕事と正体がよーくわかる本』
勉強方法や合格後の魅力について、いろいろ書いていますので、
公認会計士を始めようと考えている人のみならず、
勉強中の方にも、
合格後の若手公認会計士にも
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